一人暮らしのワンルームコーディネート
一人暮らしの部屋づくり
一人暮らしの部屋というのはたくさんの夢や希望が詰まったものです。
自分の部屋であるために、今までは我慢していたようなレイアウトにしたり好きなものをディスプレイしたりと思いのままにインテリアを楽しみたいと思いあれこれと考えるものです。しかし、実際には部屋の広さにも限りがありますし、購入できる家具の数にも限りがあります。全てを思い通りにするというのはなかなか難しいことです。
またやりたいと思っていることを全てしてしまうと部屋の中がごちゃごちゃしてしまい逆に落ち着かない空間になってしまうということもあります。特に初めての一人暮らしの場合には必要なものとそうでないもの、部屋のインテリアの決め方といったことがうまくシミュレーションできず実際に配置したら思っていたものと違ったり、うまく設置ができなかったりというトラブルが起きることもあります。
そこでうまく部屋を作るためのコツをここでは紹介していきます。
部屋のイメージを決める
まず大事なことはどういった部屋を作るのかということです。
部屋のイメージを決めてそれにあった家具がどういったものであるのかを考えていくことで部屋全体に統一感が生まれます。センスがないとかオシャレに疎いとかという人は、特にどのような部屋にすれば良いかわからないということも多いものです。そういったときには部屋に使用する色を、2色か3色に絞ると一気に部屋の印象がまとまってオシャレな部屋に仕上がります。
特に注意するべきは色味を統一することです。色味が揃うだけで素材が違っても一気に統一感が出て部屋がまとまった印象に仕上がります。部屋の壁と床とで白と茶色があるために、基本的には白と茶色でまとめると部屋がオシャレに仕上がります。そこに、カーテンで他の色を加えたり、観葉植物、ソファーで他の色を加えたりすると部屋にアクセントがついてメリハリのあるオシャレな部屋になります。
⇨理想のお部屋づくりは”配色”がカギ!インテリアの色あわせ講座
ここでいろいろな色を加えてしまうとごちゃごちゃしてしまうので、一色に決めてベッドカバーとカーテンを同じ色にしたりすること、アクセントとして使うために多用しないということが重要です。もしも色の違いが欲しいと思えばグラデーションで濃淡を活用して色を加えるのがおすすめです。
家具のメーカーを統一する
部屋のイメージが決まったら、配置する家具のメーカーを同じものするのもいいでしょう。メーカーが同じの家具は、色味やデザインに統一感があり、揃えて配置すると見栄えがとても良くなります。高品質に木製家具に定評のあるカリモク家具、モダンインテリアでお馴染のアルフレックスなど、国内には数多くの家具メーカーが存在します。またシンプルさを追求するなら、無印良品のようなブランドもおすすめです。家具を探す際は、自分のイメージする部屋に最適なブランドを見つけることから始めるのも手です。
ただし、カーテンやカーペットに関してだけは、家具メーカーで扱っていないこともしばしばです。そのため、色やデザインに統一感を持たせるために、オーダーカーテンの専門店などにデザインの依頼をするのもいいでしょう。オーダーの専門店は、住宅展示場のようにショールームを設けてる店舗が多いので、足を運んで実際に確認をしてみるのもよい方法です。
あまり外にものを置かない
部屋のインテリアや収納といったものが苦手という人は、極力部屋の目につくところにものを置かないことが部屋作りのポイントです。
オシャレとごちゃごちゃとの境界線というのはとても難しいものでかなりのセンスを必要とします。ものを出すと部屋に色が増えてしまいますし、掃除も大変です。どうしてもものが多いと部屋を綺麗にしても整っていないように見えてしまいます。そこでクローゼットに入れられるものはしっかりとしまい、キャビネットやチェストを利用してしっかりと収納していくことでスッキリとオシャレな部屋にすることができます。