引越挨拶のマナーと定番プチギフトとは？

引越をしたときはお隣近所への挨拶をするのが一般的です。

いきなり知らない人のお宅に伺って挨拶をするのは気が進まないかもしれませんが、その後のご近所づきあいを円滑にするためにも、日をなるべく空けず、なるべく引越当日に挨拶に行くようにしましょう。

引越の挨拶は、隣近所にどんな方が住んでいるのか知ることができ、どういう人（自分）が引越てきたのかを知ってもらういい機会です。

人付き合いが希薄になりがちな現代では、近所づきあいに興味がないという方も少なくないかもしれませんが、人は第一印象が強く残るので、初めだけでもしっかり挨拶したいところです。

引越の挨拶のタイミングは、基本的には引越作業が終わったその日のうちに伺うのがベストです。

しかし、引越作業の終了が18時を過ぎている場合は、相手方の都合も考え翌日の朝10時以降にします。

引越作業の最中に顔を合わせる機会があれば、後で挨拶に伺いたいのでと、都合のいい時間を教えてもらうのもいいですね。

引越の挨拶に伺って、相手方が不在だった場合は、日を改めて訪問します。

相手方がたまたま不在だったのか、一人暮らしで家を空けているのかなどの情報は初日には分からないと思いますので、1週間を目途に最低3回程度、時間帯を変えて伺うようにしましょう。

それでもお会いすることができない場合は、手紙を添えて手土産を郵便受けに入れておきます。

その後お会いする機会があれば、手紙での挨拶で失礼しましたと一声かけておくと、自分が引越てきた者だということを相手方にスムースに伝えられるでしょう。

引越の挨拶に持参する手土産は、高いものでなくて結構です。
金額はだいたい500円から1,000円程度で、消費できる(形が残らない)ものの方が喜ばれます。

タオルや洗剤、お菓子など、あまりかさばらないプチギフトがいいですね。
なるべく人の好みに関係なく、貰っても負担がないものを選ぶのが基本ですが、最近では高級ティッシュなど、自分では買わないような少しだけ贅沢な品物を贈る人もいるようです。

大屋さんや自治会長への手土産の場合は、お菓子であれば詰め合わせのセットにするなど、ある程度見栄えするものを選ぶようにしましょう。

その他に、マンションを建てて新しい生活を始めた人には新築祝いのプレゼントが必要です。
中でもカタログギフトは、新築祝いにぴったりのものを相手に選んでもらえるメリットや、年齢を問わず贈ることができるというのもカタログギフトのメリットです。

注意したいのが、タブーの品物を知らずに贈ってしまってはお祝いする気持ちを伝えるところか、失礼になってしまうので事前にしっかり確認しておきましょう。

引越先だけではなく、旧居での挨拶も忘れずにしておきましょう。
引越作業が始まってしまうと挨拶に回れなくなりますので、引越作業の前か、前日までに済ませておくとよいです。